シロアリ被害から家を守る方法と信頼できる工務店の選び方
シロアリ被害から家を守るためには、信頼できる工務店の選択が重要です。
シロアリは木材を食害し、建物に深刻な損害を与える可能性があります。今住んでいる大切なお家からシロアリが発見された、また、リフォームを行う際にシロアリが発見された場合、どのような対応が必要なのでしょうか?
この記事では、シロアリが発見された場合にどうすればいいか、シロアリ被害から家を守るために重要なポイントなどをご紹介します。
シロアリ駆除業者によっては、建物のリフォーム工事とシロアリ防除を組み合わせた総合的な対策を提供している工務店もあります。これにより、シロアリの被害を修復しながら同時に再発を防ぐことができますので、工務店の選び方等もご紹介していきます。
シロアリ対策は専門的な知識と経験を要するため、信頼できる専門家に依頼することが必要不可欠です。
シロアリを発見したらどうしたらいい?
シロアリを発見した場合、その対応が重要です。でも一番の問題は、簡単にはシロアリは見つけられません。
羽アリが発生するか、食べられた「木」を見てわかるぐらいで日頃は気付くことさえないのがシロアリの怖いところです。
ゴキブリが1匹見つかれば30匹〜100匹いると言われるように、シロアリの場合、1匹見つけたら数百万匹いる可能性があります。
特にイエシロアリと言われる種類のシロアリは団体行動をし、1匹を見つけた時点でその近くに巣が存在することが非常に高いです。
数百万匹のシロアリは一日あたり約70gの木材を食べることが知られており、数百万匹のシロアリによって大量の木材が消費されます。この被害が放置されると、木材が空洞化し、耐震性が著しく低下して倒壊の恐れがでます。
たまたまシロアリを発見した場合でも、素人では完全に駆除することは困難です。本来、土の中と木の中でしか行動しません。無数のルートを確保しています。
仮にシロアリを偶然見つけて数匹駆除したところで、何万もの大きな組織・グループです。
目についたシロアリをいくら駆除しても、大元の巣や組織全体では全くダメージはないです。それどころか、シロアリは仲間が危険な目にあったルートは使わなくなる性質があるので、むやみに駆除をすれば、他のルートを見つけにくくなるだけです。
そのため、シロアリはプロ業者に依頼することが重要です。
シロアリの駆除は、害虫駆除の業者?それとも工務店?
こんな時はシロアリ駆除業者がオススメ!害虫駆除業者は、効果的なシロアリ駆除対策・工事をしてくれます。
本来、シロアリについては、シロアリ防除専門業者、害虫駆除(ヤマトシロアリ、イエシロアリを扱っている業者)に依頼するのが基本です。
これはもちろん、専門の工具や知識が必要なためです。
こんな時は工務店がオススメ
「シロアリの駆除ができる工務店」なら話は別です。あくまで害虫駆除は「シロアリを駆除する」ことに関してはプロですが、食べられた家を補強する事ができません。「これ以上食べられない様にした」だけなので、お家の耐久への不安が残ります。
ですので、大抵、シロアリ駆除の工事後に、工務店に依頼することになりますので、余計に費用と時間がかかります。
また単純に、シロアリ駆除の業者にも悪徳業者が多かったり、専門知識・技術が高いか?低いか?を見分ける「業者選び」が難しいです。
当社の場合
当社では工務店なので、防除工事(=シロアリ駆除工事)をする際に、同時に食害(シロアリに食べられた被害)をチェックしたり、耐久性が落ちた箇所は、その場で補強をします。
さらには、床下や柱など、住宅の重要な構造物をチェックをするので、1回の工事ですべて完了します。
シロアリの防除が目的ではなく、家族からみれば住宅を永く維持することです。お家の「資産価値」にも繋がりますので、最も安心なのは、「防除工事ができる工務店」がベストなのです。
シロアリの被害にあっている家は少ない?
シロアリの被害にあっている家の数については、日本の建物の約2割がシロアリの被害にあっているとされています。多くは感じませんが、全体の2割がシロアリの被害に悩まされているということです。
また、シロアリの発生と築年数の間には一定の相関関係があります。一般的には、建物が古くなるほどシロアリの発生する確率は高くなります。築年数が約10年の建物ではシロアリの被害が発生する確率は約10%と考えられています。
そして築年数が20~30年と経過するにつれて、シロアリ被害の確率は10~20%以上に増加していく傾向があります。
シロアリ防除工事の解説
リフォーム工事前には、シロアリの巣や被害の調査を行い、既存のシロアリ被害を把握する必要があります。その後、シロアリ駆除専門業者による毒餌や殺虫剤の使用による駆除作業を実施し、シロアリの被害を防止します。
さらに、木材の防腐処理や防護処理を施すことで、シロアリの侵入を防止することが重要です。
最後に、長期的なメンテナンス計画を立て、定期的な点検を行うことで、シロアリの再侵入を防ぎます。これらの対策を組み合わせることで、リフォーム工事におけるシロアリの被害を最小限に抑えることができます。
建材や構造の見直しや改善の重要性
リフォーム工事の際には、シロアリが侵入しやすい箇所や弱点を特定し、それに対する対策を行います。また、耐シロアリ性の高い建材を選定し、使用することでシロアリの被害を最小限に抑えることが重要です。
さらに、木材構造の補強や防腐処理の強化を行い、シロアリの被害を未然に防止します。
適切な通気性や水分対策も重要であり、これらの対策を行うことでシロアリの繁殖や侵入を防ぎます。
リフォーム工事においては、シロアリによる被害を最小限にするために、様々な防除対策を総合的に実施する必要があります。
シロアリ対策に関する専門知識を持つ駆除業者や工務店の選択
最後に業者の選び方を解説します。上記に記載した通り、安心できる害虫駆除業者<シロアリ防除専門業者<シロアリ駆除ができる工務店の順に低コスト&オススメな会社となります。では、「業者はどうやって選ぶか?」を解説いたします。
他のリフォーム工事と同様で、シロアリ防除工事も「良い工事業者に依頼をする」という事が大前提です。
それだけ、質の悪い工事会社も多いので、ご参考にしてください。
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実績や評判の確認
安全なリフォームを実現するためには、工務店の実績や評判を確認することも重要です。
過去の施工事例や顧客の声を参考にすることで、信頼性の高い工務店を選ぶことができます。
インターネット上の口コミや評価サイト、実際に施工された建物の現地確認などを通じて、工務店の信頼性や施工品質を確かめましょう。
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適切な調査や診断を行う体制の整備
安全なリフォームを行うためには、事前の調査や診断が欠かせません。安心してリフォームを進めるためには、工務店が適切な調査体制を整えていることが重要です。
シロアリの被害状況を正確に評価し、適切な対策を講じるための診断を行ってくれる工務店を選ぶことが必要です。
工務店が専門的な調査方法を持ち、シロアリ被害の早期発見と適切な対処ができる体制を整えているかを確認しましょう。
結 論
安全なリフォームを実現するためには、シロアリ被害に関するリスクを理解し、危険な工務店を避けることが重要です。
安全なリフォームをお求めであれば、ぜひ弊社にお任せください。
私たちはシロアリ被害に関する豊富な知識と経験を持ち、信頼性の高い工務店としての評判を得ています。
お客様の建物の安全と耐久性を最優先に考え、専門的な調査や診断を行い、適切なシロアリ対策を提案いたします。
お客様のご要望に合わせた高品質なリフォームをお約束いたします。ぜひ、弊社にご相談ください。